客室乗務員にトイレ介助を強要、航空会社が調査 台湾

航空会社の客室乗務員が乗客からトイレの介助を強要されたと訴えた/PATRICK LIN/AFP/Getty Images

航空会社の客室乗務員が乗客からトイレの介助を強要されたと訴えた/PATRICK LIN/AFP/Getty Images

(CNN) 台湾エバー航空の旅客機内でこのほど、大柄な男性が女性客室乗務員に対し、トイレで下着を脱がせたり尻を拭いたりといった行為を強要する出来事があった。エバー航空は調査に乗り出しており、男性を搭乗禁止にする可能性に言及している。

この出来事については、まず客室乗務員や乗客がソーシャルメディアに投稿。台湾内外で反発の声が上がり、一部ではアジア系サービス企業の行き過ぎた顧客重視文化を指摘する向きも出ている。

21日には台北で記者会見が行われ、女性乗務員の1人が涙ながらにこの時の経験を振り返った。

騒動が起きた航空機は、17日に米ロサンゼルスを出発し、台北に向かっていた。体重200キロ超とみられる白人男性は車椅子で同機に乗り込むと、エコノミークラスに着席。離陸から2時間半後、ビジネスクラスのトイレを使いたいと申し出た。

トイレでは、右手の手術を理由に自分では下着を下ろせないと主張、脱がしてくれと要求したとされる。女性乗務員は最終的に求めに応じたが、男性器を毛布で隠そうとすると手首をたたかれたという。

男性はさらに、息が苦しいのでトイレのドアを開けたままにしてほしいとも要求。これは断られたものの、続けて尻を拭くのを手伝ってほしいと求めた。

記者会見を行った乗務員は、同僚が男性を拭く間、正面から体を支えていなければならなかったと証言。「あの瞬間は決して忘れることがないと思う」「心の中でこの出来事を反すうするたび、トラウマに襲われる」と話している。

会見に同席した労働組合の代表によると、男性は過去に何度もエバー航空機で米国からアジアに向かっていた。昨年5月に要求を断られた際には、飛行中の座席で脱ぷんし、10時間超にわたり客室全体に悪臭が充満したという。

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