トランプ氏、関税問題で強硬姿勢 各国との対立浮き彫り

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トランプ大統領は各国が米国に対して高い関税を課していると批判した

トランプ大統領は各国が米国に対して高い関税を課していると批判した

(CNN) トランプ米大統領は9日、主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれていたカナダ・シャルルボワでの記者会見とツイッターへの書き込みで、他国が米国に高い関税を課していると改めて批判した。

トランプ政権が最近、鉄鋼、アルミニウムの輸入制限を発動したのに対し、カナダや欧州連合(EU)は報復措置を表明している。

しかしトランプ氏は会見で、関税や補助金の撤廃が「最終的な目標」だと語った。

その後のツイートでは「他国が米国の農民や労働者、企業に莫大な関税を課すことを許さない」「何十年もの末にとうとう公平で互恵的な貿易が実現する」と強調した。

G7サミットの場で実際に関税撤廃を提案したと述べ、各国首脳との関係は「非常に良好」との見方を示した。

同氏は貿易赤字の削減を公約に掲げ、問題の原因は他国の不公正な貿易慣行にあると唱えてきた。

G7サミットに出発する前にも、米国が長年、他国からの不公平な関税に苦しんできたと主張。「それが変わる。関税は大きく下がる。米国はみんなに中身を盗まれている貯金箱のようだが、それも終わる」と予告していた。

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