H&M、黒人少年の広告で謝罪 人種差別の非難浴びる
商品の広告が人種差別的との批判を受けた例としては、英蘭日用品大手ユニリーバ傘下のダブが昨年10月、ソーシャルメディアに流したボディーソープの広告がある。黒人女性が茶色のTシャツを脱ぐと白人女性が現れるという動画が問題視され、ダブは謝罪した。
米食品大手ケロッグも同月、シリアルの箱に描かれたイラストが差別的と指摘され、デザインを変更した。シリアルの黄色っぽい粒のキャラクターでにぎわうショッピングセンターの中にひとつだけ、茶色い粒が清掃員の姿で登場していた。
昨年4月には、独化粧品大手バイヤスドルフの主力ブランド、ニベアが「白は純粋」というキャッチフレーズを掲げ、これが右翼団体に歓迎されたことから撤回を余儀なくされた。