「黒人に会ってみて」 白人招き初のイベント 米南部

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米ジョージア州アトランタ近郊で「黒人と会いに来て」と題した初の交流イベントが開催される

米ジョージア州アトランタ近郊で「黒人と会いに来て」と題した初の交流イベントが開催される

(CNN) 米南部ジョージア州アトランタ近郊で16日、「黒人と会いに来て」と題した初の交流イベントが開催される。黒人の友人がいない白人の市民を対象に、出会いの場を提供する試みだという。

イベントを企画しているのは、フリーで映画製作やウェブ・コンテンツ制作の仕事をしている黒人の団体「アーバン・メディアメーカーズ」の設立者、シェリル・モーゼスさん。

米国の非営利組織(NPO)「公共宗教研究所(PRRI)」が2013年に実施した研究で、白人の米国人のうち約75%は非白人の友人がいないと知ったことがきっかけだった。

この研究によると、白人のほとんどが友人は白人ばかりと答え、交友関係の中で白人が占める割合は91%に及んでいた。

黒人のほうも、65%が白人の友人はいないと回答。交友関係で黒人の占める割合は平均83%という結果が報告されていた。

交流イベントは、白人の中でも特に「非白人の友人が1人もいない人」に参加してほしいと、モーゼスさんは語る。

人種について語り合う場を設けるだけでなく、個人レベルで親しくなれる機会を提供したいという。

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