「ワークライフバランス」に専門家が異議 より適切な言葉とは

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仕事と生活の比重が常に等しくなければならないわけではない

仕事と生活の比重が常に等しくなければならないわけではない

ザレスキー氏は「(経営者は)従業員たちが会社のために多くの時間を捧げるという事実を尊重する必要がある。だから彼らが午後4時に子どもを迎えに行くなど、多少の私生活を仕事に持ち込むのは構わない」とし、さらに次のように続けた。

「この概念を(仕事と生活の)バランスを取る行動ととらえるなら、仕事と生活の比重が常に等しくなければならない。しかし、そうならない日もあるし、バランスが崩れる日も多い」

Work-life interface ワークライフインターフェイス(仕事と生活の相互作用)

バラード氏が提案するもう1つの言葉は「ワークライフインターフェイス」だ。

バラード氏は、人生で求められる様々な物は相互に作用し合うと語る。最も重要なのは、時間やエネルギーの管理について、あくまで自分でコントロールしているという感覚だ。

「たとえ仕事量が多くても、仕事を自分の必要を満たす方法で行ったり、他の責任を果たせる場所で行ったりすることができれば、自分でコントロールできる」とバラード氏は語る。

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