人気クリームの「ヌテラ」、パーム油悪玉説でとばっちり

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パンなどに塗って食べるのが定番のヘーゼルナッツクリーム「ヌテラ」

パンなどに塗って食べるのが定番のヘーゼルナッツクリーム「ヌテラ」

(CNN) パーム油はアブラヤシの実から作られ、世界中で菓子や冷凍食品などさまざまな食品に使われている。

このパーム油をめぐって、世間の注目を集めているのが人気のヘーゼルナッツクリーム「ヌテラ」だ。製造元のイタリアの菓子メーカー、フェレロ社によれば、柔らかな食感を作り出すためにヌテラにはパーム油が使われている。

事の発端は昨年5月。欧州食品安全機関が、不適切な加工をされたパーム油が健康に悪影響をもたらす可能性があると発表したことだ。これによりヌテラは思わぬ悪評にさらされることになってしまった。

同機関が健康への悪影響の原因として指摘したのは、パーム油に含まれる不純物の量だ。

この不純物は植物油が高温に熱せられたあとに精製された場合に生成され、DNAを傷つけたりがんを引き起こす可能性があることが動物実験で明らかになっている。パーム油に含まれるこの物質の量は、植物油の中で最も多かったという。

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