航空運賃の謎、価格設定の仕組みは<1> 一見ランダムに見える値段だが

(CNN) 航空便の値段を調べるのに1晩を費やしたことのある人なら誰でも、価格設定には法則などないように見えるのを知っているだろう。ある週は高かったのに次の週は安い。あるいは、長距離便の方が短距離便よりも安いことも多い。

この背景には「航空収益管理」と呼ばれる手法がある。機動的かつリアルタイムに運賃を調整し、航空会社の収益を最大化するための方法だ。単純に需要と供給を考慮しているわけではないのだ。

航空会社が頼りとするソフトウエアは現在、ますます洗練の度合いを増している。国際路線網の全体的な状況から個々の顧客の好みに至るまで幅広い要素を考慮している。

以前は状況が違った。航空会社は、規制が厳しく競争も少ない環境で営業していた。運賃はちょっとした財産に匹敵するほど高額なのが普通だった。割引チケットなんて話題にも上らなかった。

国際路線は通常、関係各国のフラッグキャリアにより運航されており、競争や運賃の設定に関しては紳士的な姿勢が取られていた。

だが規制緩和の波が従来の慣行をすべて消し去った。米国で1978年に定められた航空規制緩和法をきっかけに世界的な自由化の潮流が生まれ、運賃などについての考え方も変化した。

次回「航空運賃の謎、価格設定の仕組みとは<2> 競争激化で値決めも進化」は12月23日公開

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