世界の空港の定刻運航率、羽田と伊丹がトップ

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定刻運航を守る航空会社や空港は世界的に増えているという

定刻運航を守る航空会社や空港は世界的に増えているという

(CNN) 旅客機の離発着時刻に不満を言う人は、日本の空港を利用したことがないのかもしれない。

航空情報調査会社の英OAGがまとめた世界の空港と航空会社の定刻運航率ランキングで、小規模空港部門は大阪国際(伊丹)空港、大規模空港部門は東京国際(羽田)空港がそれぞれトップに立った。

伊丹空港の定刻運航率は93.85%、羽田空港は91.25%だった。

航空会社ではラトビアのエア・バルティックが94.39%の便で定刻の15分以内の離発着を実現して首位にランクされた。2位はパナマのコパ航空(91.69%)、3位はアズールブラジル航空(91.03%)。日本航空(90.44%)は4位、全日空(89.65%)は5位に入った。

日本勢が上位を占めた理由についてOAGのアナリスト、ジョン・グラント氏は、「日本社会は時刻を守る文化が根付いている」「この点に対して常に相当の重点が置かれる」と分析する。

日本以外の国でも状況はある程度改善され、定刻運航を守る航空会社や空港は世界的に増えている。

例外として、欧州の空港や大手航空会社は軒並みランクが低かった。グラント氏はその理由として、英ロンドンのヒースローなどの空港では離発着容量に限界があると指摘している。

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