保安検査に新システム、混雑解消なるか 米空港

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TSAの元幹部によると、こうしたアイデアは何年も前から内部で検討されていた。同幹部は「改良の結果としてどれだけの時間が短縮されるかはまだ不明だが、最も大きな効果が期待されるのは不審物を別ルートに乗せる仕組みだ」と語った。

またTSAのネッフェンジャー長官が24日、米紙USAトゥデーに語ったところによると、TSAは来月半ばまでに、国内の主要空港での検査待ちの時間について、専用アプリ上でほぼリアルタイムの情報発信を開始する。これまで同アプリに表示される待ち時間は利用者が投稿していたため、正確さに疑問が残ることがあった。

TSAによると、ロンドンのヒースロー空港やアムステルダムのスキポール空港ではすでに似たような検査システムが採用されている。アトランタでは既存のレーンと並べて新たなレーンを試し、データを収集、分析する方針だ。

TSAの報道官によれば、長い列はすぐには解消されないかもしれないが、5年後あたりをめどに改良を進めていくという。

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