旅客機に落雷、直撃の瞬間をビデオ撮影 米アトランタ空港

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ハーツフィールド・ジャクソン国際空港のデルタ機

ハーツフィールド・ジャクソン国際空港のデルタ機

(CNN) 米ジョージア州アトランタのハーツフィールド・ジャクソン国際空港で離陸待ちのデルタ航空機の機体を雷が直撃する瞬間がビデオ撮影され、その映像がユーチューブに投稿された。

落雷は今年8月18日に発生。降雨の中、同空港内の誘導路で離陸の順番を待つ多数の航空機の様子を撮影していた目撃者がその瞬間をとらえていた。

デルタ航空の報道担当者は落雷被害を確認。この便の機材は米ボーイング社の737−900R型機で、ラスベガス行きだったとしている。乗客111人、乗務員6人が搭乗していたが、負傷者発生の情報はなかったとしている。

ビデオ映像には、同機の尾翼に近い機体上部に雷が直接落ちる場面が収められていた。

航空機の飛行情報サイトによると、同便は約2時間遅れで同空港を離陸。目的地には予定時間より約20分遅れて到着していた。

デルタの報道担当者は、航空機は落雷を受けた場合、放電が安全に拡散するよう設計されていると指摘。機体構造や材料の絶縁材の効果で放電が車輪を通じて地上に向かうようになっていると主張した。

民間航空会社の操縦士は、機体への落雷被害は乗客が認識している以上に多く起きていると指摘。ただ、機体は落雷を想定して設計され、機内に放電し、乗客が感電被害を受けることがないような対策が講じられていると述べた。

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