独ポルシェ、スポーツタイプEV発売へ 2020年までに

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ポルシェが工場生産を計画するスポーツタイプのEV「ミッションE」=PORSCHE

ポルシェが工場生産を計画するスポーツタイプのEV「ミッションE」=PORSCHE

ニューヨーク(CNNMoney) ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは7日までに、電力のみで駆動するスポーツカーを2020年までに発売する計画を明らかにした。

ポルシェが手掛ける4ドア電気自動車(EV)「ミッションE」は、9月に独フランクフルトで開かれたモーターショーで、コンセプトカーとしてお披露目されている。今回親会社のフォルクスワーゲン(VW)から、工場生産に向けた開発が正式に承認された。既存モデル「パナメーラ」の未来版といったデザインで、1回の充電につき約498キロ走行することが可能だという。

ミッションEの商品化は、EVやプラグインハイブリッドカー(PHV)のラインアップを強化するVWの戦略の一環だ。同社は2020年までに、これらの車種を20モデル投入する方針を示している。

排ガス規制に対する不正が明るみに出たVWは、販売台数が激減。罰金の支払いや全世界で最大1100万台を対象とするリコール(回収・無償修理)の経費などによる巨額の支出を余儀なくされている。

ポルシェによれば、ミッションEは停車状態から時速96キロあまりまで、3.5秒足らずで加速できる。またわずか15分の充電時間でバッテリー容量の80%まで充電可能だという。

現時点で、メーカー側から価格に関する発表はなされていない。

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