カラシニコフ自動小銃、昨年は生産倍増 経済制裁はねのけ

AK-47などを製造するカラシニコフ社が業績を伸ばした

AK-47などを製造するカラシニコフ社が業績を伸ばした

ロンドン(CNNMoney) 自動小銃カラシニコフを製造するロシアのカラシニコフ社は8日までに、昨年の生産量が倍増の水準を達成し、収益は2013年比で28%増の30億ルーブル(現在の為替相場では約54億円)を記録したと発表した。

ロシア経済が原油価格の下落やウクライナ危機に伴う欧米諸国の経済制裁の影響で疲弊する中での好調な業績となっている。カラシニコフ社幹部はCNNに送付した声明で、同社が純益が計上したのは過去7年で初めてと述べた。同社は経済制裁の対象企業の1つとなっている。

収益の拡大については、アジアやアフリカ諸国中心に新たに確保した顧客の効果が一因と指摘。昨年開始したファッション業界など他業種への進出の成果も貢献したとしている。

自動小銃については、ロシア軍や治安執行機関が最重要な取引先と説明。ロシア軍などは新型兵器の開発などへの大規模支出を進めている。

ロシアのプーチン大統領は政府省庁の財源の10%削減を打ち出しているが、防衛や治安関連機関はこの方針から除外されている。軍事費は2012年から17年の間、85%増える見通しとなっている。

カラシニコフ社の自動小銃の生産量は昨年約12万丁だった。15年には最大で25%増えると見込んでいる。

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