機長が着陸進入時に操縦室に入れず、ドア故障で 米デルタ
(CNN) 米大手デルタ航空は1日までに、米ネバダ州ラスベガス近くで着陸のための最終進入態勢にあった同社便で操縦室のドアが故障したため機長が入れないトラブルがあったと報告した。
先月下旬の出来事で、副機長がラスベカスのマッカラン国際空港に緊急事態を連絡すると共に、自ら操縦して無事に着陸させた。
機材がMD90型機の同便はミネソタ州のミネアポリス・セントポール空港発で、乗客乗員160人が搭乗。負傷者や機体への損傷はなかったという。
操縦室のドアが故障した原因を調べる予定。デルタ航空の広報担当者は「商業用旅客機はパイロットが1人でも着陸させることが可能。デルタ航空のパイロットはそういう事態に備え、対処出来るような訓練を十分に積んでいる」と述べた。