存在感増しつつある中古車市場、新たな商機か 中国

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中国で中古車市場がブームとなっているという

中国で中古車市場がブームとなっているという

(CNN) 世界最大の自動車市場のひとつとなった中国。新車販売だけではなく、中古車市場も活況を呈しているという。そこで、CNN取材班が現地を訪れ、実際に中古車を探してみた。

向かった先は南部の工業都市・東莞にある「東莞中古車取引センター」。売られているのは欧米車と日本車が多い。東莞で中古車販売を手がけて10年以上になるベテラン、リー・ティエンユー氏に話を聞くと、独フォルクスワーゲン「ジェッタ」の2006年モデルを勧められた。

「この車を以前に所有していたのは1人だけ、それも私なんです。ですからお買い得です。約束します」とのこと。値段を尋ねると、6万8000人民元(約110万円)という数字が返ってきた。記者のため特別にその場で15%値引きしてくれたらしい。

中古車ビジネスが好調なのは東莞だけではない。需要増に応じ、中国全土で新たに市場が出現している。

以前の中国では中古車を買うのは妥協とみなされ、なかなか売れなかった。しかし近年では、手頃な値段で悪くない車が手に入るとの認識が人々に浸透しつつあり、事情は変わってきている。

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