7千人の前で死刑判決、競技場で55被告の公判 中国

北京(CNN) 無差別殺傷事件が相次ぐ新疆ウイグル自治区の競技場で28日、テロなどの罪に問われた被告55人の公判が行われ、7000人あまりの観客の前で、死刑などの判決が言い渡された。

報道によると、公判はイリ・カザフ自治州の競技場で行われ、殺人や国家分裂、テロなどの罪に問われた被告人に対し、新疆ウイグル自治区の人民法院が判決を言い渡した。

このうち3被告は、4月20日に伊寧市で4歳の女児を含む4人家族を惨殺した罪で、死刑を言い渡された。

被告人はオレンジ色の囚人服姿でトラックの荷台に乗せられ、兵士らが警備に当たった。

同地域の中国共産党委員会幹部は、「我々には断固たる姿勢で敵の思い上がった犯行を制圧する自信と決意、能力がある」「テロを阻止し、安定を維持するためにこの戦争に勝利する」と強調した。

これについて人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、「相次ぐ暴力犯罪では人命を尊重する姿勢は見られず、関与した者の責任は問わなければならない。しかし拙速な見せしめ裁判は、被害者のための公正な裁きとはいえない」と指摘。「被告人が公正な裁判を受けているかどうかは大いに疑問がある」と述べ、勾留中に拷問された可能性もあるとした。

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