ウクライナ・ドネツク州、都市の支配巡り戦闘続く

ロシアのミサイル攻撃後、破壊された市場の前に立つ人々=ドネツク州バフムート/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

2022.07.19 Tue posted at 13:30 JST

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州で、都市の支配を巡り、ウクライナ軍と親ロシア派の「ドネツク人民共和国(DPR)」が戦闘を繰り広げている。

ウクライナ軍によれば、ドネツク州に残されたバフムートとシベルスクは依然としてウクライナ側が防衛している。

ウクライナ軍参謀本部は18日、ロシア軍がバフムートとシベルスクへの進攻を試み続けているが、ウクライナ軍の反撃に遭っていると述べた。

ウクライナ軍参謀本部によれば、ロシア軍は戦術的な配置を改善しようとアウディーイウカへの攻勢を強めたが、うまくいかずに撤退した。

アウディーイウカはドネツク市のすぐ北に位置する。数カ月にわたる砲撃を受けているものの、ウクライナ軍が依然として掌握している。

一方、DPRの民兵組織の報道官は、領土の解放に向けた準備が進んでいるとし、アウディーイウカなどでも同様に準備が進んでいるとの認識を示した。

同報道官は、DPR軍の目標について、バフムートでウクライナ軍を包囲し、DPRが保有する領土をウクライナの砲撃の射程外とすることだと述べた。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。