世界を変えた日本の発明品25選 <前編>

2017.09.17 Sun posted at 19:58 JST

(CNN) 日本は発明家の国といえるかもしれない。日本がわれわれにもたらしたのはロボットやノートパソコンや信頼性のある車だけではない。日本は大衆文化にも多大な影響を与えている。

たとえば、カラオケはいまでは世界的な人気を誇るが、誕生したのは日本だという。トヨタの「カローラ」は4000万台以上を売った世界的なベストセラーであり、ポケットに入る電卓や、世界初のハンドヘルドコンピューターも日本生まれだ。

そのほか、ゲーム機や食べ物、パズルなど、人々の生活を変えた「日本の発明品」を紹介する。

自撮り棒

自撮り棒がいつどこで誕生したかについては諸説あるが、最初に特許を取った自撮り棒(当初は「エクステンダー」と呼ばれた)は、1980年代に日本で作られた。

カラオケ

カラオケブームはいまや、世界に広がっているが、カラオケマシンは1971年、当時ドラム奏者だった井上大佑氏が、テープのプレーヤーとアンプを組み合わせることによって発明されたという。

絵文字

1990年代末に栗田穣崇(くりたしげたか)氏がiモードの携帯電話に絵文字を導入した。絵文字は当初、メッセージの送受信ではなく、簡単な天気予報やビジネス情報のために生み出された。

トヨタ・カローラ

世界のベストセラーカー、カローラは1966年に発売され、その信頼性とシンプルさで瞬く間に世界的人気を博した。カローラはいまや10代目で、販売台数は4410万台におよぶ。

インスタントラーメン

ラーメン自体は中国発祥の食べ物だと考えられているが、日本で初めてインスタントラーメンが1958年に発売され、今や国民食というより1つの文化となっている。

任天堂のゲーム機

任天堂は1889年創業。当時は花札を製造・販売していたが1970年代にビデオゲーム事業に進出し、ゲームボーイやNINTENDO64、Wiiなど数々のヒット商品を生み出した。

プレイステーション2

2000年にソニーが日本で発売したプレイステーション2は、累計1億5500万台以上の売り上げを記録した。

ソニー・ウォークマン

初代ウォークマンは1979年に発売された。世界中で人気を呼び、「ウォークマン」は携帯用テーププレーヤーの代名詞となった。

うま味

甘味、酸味、塩味、苦味に次ぐ第5の味とされ、1908年に化学者、池田菊苗氏が発見した。

四角スイカ

四角スイカは日本の高価な観賞用果物で、1978年に小野友之氏によって発明された。

数独

数独は、1984年に鍜治真起氏が世に送り出したパズルゲームで、頭の体操として世界的人気を博している。

VHS

VHS(ビデオ・ホーム・システム)は、日本ビクターが1976年に開発した家庭用ビデオ規格で、同年VHSビデオデッキ第1号が発売された。VHSは当初、別の規格「ベータマックス」と競争を繰り広げた。

柔道

「柔道の父」として知られる嘉納治五郎氏は、1882年に今日われわれが知る柔道を創始した。1964年の東京オリンピックで正式競技となり、世界の競技人口は約2800万人に上る。

次回「世界を変えた日本の発明品25選 <後編>」は9月18日公開

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