稲田防衛相が辞任、安倍氏後継と目された政界のスター

2017.07.28 Fri posted at 14:38 JST

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(CNN) 稲田朋美防衛相は28日に東京で開いた記者会見で、同日午前、安倍晋三首相に辞表を提出して受理されたことを明らかにした。支持率の下落が止まらない安倍内閣にとって、新たな打撃になりそうだ。

政界のスター的存在だった稲田氏は2016年8月に防衛相に就任。多くはいずれ同氏が安倍首相の後継になると見ていた。

日本ではまだ女性の首相は誕生していない。女性の防衛大臣は稲田氏が2人目だった。女性初の防衛相を務めた小池百合子氏は昨年、女性として初めて東京都知事に選出されている。

稲田氏に対しては、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)部隊が派遣先の南スーダンで直面した危険について記した日報の隠蔽(いんぺい)にかかわった疑惑が浮上していた。戦闘が激化した当時の状況を記した日報について、当初、稲田氏は廃棄されたと述べていたが、後に保管されていたことが発覚した。

稲田氏は、隠蔽への関与について否定している。

稲田防衛相の辞任は、安倍首相にとっても自民党にとっても大きな問題になる可能性がある。安倍内閣に対する支持率は、毎日新聞が22~23日にかけて実施した世論調査で過去最低の26%にまで落ち込んでいた。

ただし指導部の不人気は自民党だけにとどまらない。最大野党民進党の村田蓮舫代表も27日、支持者を増やすためには新しい指導部が必要だとして、辞任を表明した。

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