ロシア、ウクライナ首都に大規模な夜間攻撃 捕虜交換開始から数時間後

ロシアの攻撃で損傷した集合住宅を見る住民=24日/Thomas Peter/Reuters

ロシアの攻撃で損傷した集合住宅を見る住民=24日/Thomas Peter/Reuters

(CNN) ウクライナの首都キーウは23日夜から24日にかけ、ロシアのドローン(無人機)やミサイルによる大規模攻撃を受けた。両国はこの数時間前、大がかりな捕虜交換を開始していた。

ウクライナ国家警察がテレグラムで明らかにしたところによると、市内各地で少なくとも15人が負傷した。

キーウのクリチコ市長によれば、この攻撃により火災が発生。当局者は複数の建物が損傷したと述べた。

ロイター通信が共有した映像では、首都全域に響き渡る爆発音や大きなサイレン音が聞こえる。夜景を背景に複数の火災が発生する様子も確認できる。

爆発でキーウの夜空が明るくなる様子/Gleb Garanich/Reuters
爆発でキーウの夜空が明るくなる様子/Gleb Garanich/Reuters

今回の夜間攻撃は、ロシアとウクライナが開戦以来最大規模になるとみられる捕虜交換の第1段階を完了した直後に起きた。

捕虜交換は23日に始まり、24、25両日も続けられる予定。ウクライナとロシアはそれぞれ1000人、計2000人を交換するとみられている。

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