バチカン、秘密選挙「コンクラーベ」前に携帯電話の電波遮断へ

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サンピエトロ広場の周辺をパトロールする警官=1日/Tiziana Fabi/AFP/Getty Images

サンピエトロ広場の周辺をパトロールする警官=1日/Tiziana Fabi/AFP/Getty Images

(CNN) バチカンは、ローマ教皇を決める秘密選挙「コンクラーベ」を控え、7日午後3時からバチカン内の携帯電話通信を遮断する。イタリア地元メディアが伝えた。

バチカンはシスティーナ礼拝堂周辺に電波ジャマー(妨害装置)を配置し、外部との通信や盗聴を防ぐ方針だ。7日には、133人の枢機卿がフランシスコ教皇の後継を選ぶ投票を行う予定で、投票開始の1時間半前から電波が遮断される。ANSA通信や国営イタリア放送協会(RAI)が伝えた。

バチカンによると、コンクラーベに参加する全枢機卿は既にローマ入りしている。枢機卿らは6日から携帯電話など電子機器を預け、コンクラーベ終了後にのみ返却される。

コンクラーベは中世に起源を持つ伝統儀式で、枢機卿たちはシスティーナ礼拝堂に閉じこもり、外界から完全に隔離された状態で投票を行う。

フランシスコ教皇のひつぎが運ばれるなか、サンピエトロ広場でスマートフォンなどを掲げる人々=4月/Andreas Solaro/AFP/Getty Images
フランシスコ教皇のひつぎが運ばれるなか、サンピエトロ広場でスマートフォンなどを掲げる人々=4月/Andreas Solaro/AFP/Getty Images

今回の電波遮断はサンピエトロ広場には及ばないが、同広場では入場口での検問や金属探知機、ドローン対策システムが強化されている。地元メディアが報じた。

システィーナ礼拝堂は2013年のコンクラーベ時にも電波遮断措置が取られた。コンクラーベの期間中は、バチカンの運営を支える電気技師や配管工、エレベーター係なども守秘義務の誓約を行い、バチカンで寝泊まりしながらフルタイムで業務に当たる。

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