マーティン・スコセッシ監督がドキュメンタリー映画制作、フランシスコ教皇の最後のインタビューも盛り込む

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マーティン・スコセッシ監督とローマ教皇フランシスコ/Vatican Media/AP

マーティン・スコセッシ監督とローマ教皇フランシスコ/Vatican Media/AP

(CNN) 著名な映画監督マーティン・スコセッシ氏が、先ごろ亡くなったローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇のカメラ前での最後のインタビューなどを盛り込んだドキュメンタリー映画の制作に携わる。

作品の題名は「Aldeas ― A New Story(原題)」。制作には、フランシスコ教皇の国際的な非営利団体「スコラス・オクレンテス」の映画制作部門も参加する。

ドキュメンタリーは同じく「Aldeas」と名付けられた映画制作プログラムに関するもので、フランシスコ教皇のコミュニティー構築への情熱と、「表現の手段であるだけでなく、希望と変革への道」としての創造性の重要さを伝える複数の短編映画の制作過程を記録する。

声明によれば、世界中のコミュニティーが実践的なワークショップを通じて、それぞれの独自のアイデンティティーや歴史、価値観をたたえる短編映画を制作する。こうした短編映画の舞台裏の物語が、フランシスコ教皇とスコセッシ監督によるこれまで未公開だった対話と織り交ぜられることになるという。

スコセッシ監督は声明で、「今こそ、これまで以上に我々は話し合い、異文化間で耳を傾ける必要がある。そのための最良の方法の一つが、我々の個人的な生活や経験から生まれた、我々が何者であるのかという物語を共有することだ」述べた。

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