がれきの下に5日間、女性を救出 ガザ市
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区ガザ市で、イスラエル軍による空爆の後、5日間にわたってがれきの下に閉じ込められていた女性(42)が救出されたことがわかった。ガザ民間防衛隊が明らかにした。
女性は今月15日、家族が避難していた住宅がイスラエル軍の空爆を受け、がれきの下敷きとなった。
民間防衛隊のチームは空爆のあった地区で1人の遺体を収容した。負傷者も複数出た。その後、20日になって、がれきの下から生存者の音が聞こえたとの報告を受けて、チームは現場に戻った。
民間防衛隊の広報部門の幹部は22日、CNNの取材に対し、チームが空爆のあった現場に戻り、削岩機などの機器を使い、素手で女性をがれきから引っ張り出したと語った。女性は助かったが、女性の家族に死者が出たという。
女性はガザ市のシファ病院で回復を見せている。