タンザニア、洪水で155人死亡 家屋1万棟損壊

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洪水がアフリカ東部のタンザニアやケニアで猛威を振るっている/Simon Maina/AFP/Getty Images

洪水がアフリカ東部のタンザニアやケニアで猛威を振るっている/Simon Maina/AFP/Getty Images

(CNN) アフリカ東部タンザニアのマジャリワ首相は25日、洪水で155人が死亡、236人が負傷したと明らかにした。1万棟を超える家屋が損壊し、被災者は20万人にのぼるという。

マジャリワ氏は議会で「エルニーニョによる強風を伴う大雨で国内各地で洪水や地滑りが発生し、被害が出た」と説明。農作物や家屋、また道路や橋、鉄道といったインフラにも被害が出たという。

隣国ケニアでも洪水が発生した。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、23日時点で32人が死亡した。

同国では先月中旬から大雨が降っていたが、ここ1週間の豪雨で被害が拡大。大規模な洪水で約10万3500人が被災した。

ケニア赤十字は先月から188回を超す救助活動を行ったという。首都ナイロビでは24日、一部の道路が通行止めとなり、浸水被害が続いている地区もある。鉄道も全国で運休となっている。

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