イスラエルで大規模デモ続く ネタニヤフ氏はヘルニア手術へ

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31日、ガザ地区で拘束中の人質解放とネタニヤフ氏の退陣を求めエルサレムの国会議事堂前に集まったデモ隊ら/Leo Correa/AP

31日、ガザ地区で拘束中の人質解放とネタニヤフ氏の退陣を求めエルサレムの国会議事堂前に集まったデモ隊ら/Leo Correa/AP

(CNN) イスラエル各地で31日、前日に続いて大規模な反政府デモが実施されるなか、ネタニヤフ首相は記者会見で、自身がヘルニアの手術を受けると発表した。

首相府は30日、ネタニヤフ氏がヘルニアと診断され、31日夜に全身麻酔の手術を受けると発表。手術中はレビン副首相兼法相が代理を務めると述べた。

ネタニヤフ氏は手術前の記者会見で、術後すぐに職務に復帰すると表明した。

会見の間も、エルサレムの国会議事堂前には大勢のデモ隊が集まり、パレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放と、ネタニヤフ氏の退陣を求めた。

デモは30日から2日連続で展開され、警察によると少なくとも16人が逮捕されている。警察の報道官は31日のデモに先立ち、数百人の警官と国境警備隊員が出動するとの見通しを示した。

ネタニヤフ氏は会見で、イスラエル軍がガザ北部のシファ病院で武装勢力のメンバーとされる200人以上を殺害したと主張した。軍からも同様の発表があった。

同氏はまた、イスラム組織ハマスを打倒する必要があるとして、ガザ南部ラファへの侵攻作戦を実行する方針を改めて表明した。

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