UNRWAへの資金停止、パレスチナ議長が再考求める

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パレスチナ自治政府のアッバス議長/Christophe Ena/Pool/Reuters

パレスチナ自治政府のアッバス議長/Christophe Ena/Pool/Reuters

(CNN) イスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃に国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員が関与したとの疑惑をめぐり各国がUNRWAへの資金拠出を停止したことを受け、パレスチナ自治政府のアッバス議長は28日、各国に対して資金停止の再考を求めた。

これまでに10カ国がUNRWAへの資金拠出を停止している。

パレスチナ自治政府の通信社WAFAによれば、アッバス氏は声明で、各国が資金拠出停止の立場を維持すれば、何百万人もの人々を正当な理由なく不当に罰することになると訴えた。

アッバス氏は、イスラエルがUNRWAへの敵意から行動を起こしていると非難。「イスラエル政府の高官がUNRWAの役割はないと公言し、このキャンペーンの背後にある真の動機を明らかにした」と指摘した。

イスラエルのカッツ外相は、イスラエル政府が紛争終結後のパレスチナ自治区ガザ地区で、UNRWAの活動を阻止しようとするだろうとの見方を示した。

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