ハマスによる性的暴行の情報、バイデン米大統領が非難 

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(CNN) バイデン米大統領は5日、イスラム組織ハマスがイスラエル攻撃中に性的暴行を犯したとの情報について非難し、「我々全員」が蛮行を非難すべきだと呼び掛けた。

ボストンでの資金集めイベントで発言したバイデン氏は、ハマスが人質女性の追加解放を拒み、米国の仲介による戦闘休止を終わらせたと非難。「ハマスのテロリストは女性や少女に可能な限りの苦痛を与えている」と述べた。

マサチューセッツ州ではこの日、これを皮切りに3回の資金集めイベントが行われた。

室内にいた複数の記者によると、バイデン氏は「世界はいま起きていることから目を背けるわけにはいかない。ハマスのテロリストによる性的暴力を強く、言葉を濁さず非難することが我々の責務だ」と述べた。

さらに「明確にしよう。残る若い女性を解放しなかったことが合意崩壊を招き、戦闘休止を終わらせた。ハマスに依然拘束されている全ての人を直ちに家族のもとに戻す必要がある。我々は立ち止まらない」と語った。

ハマスは10月7日の襲撃中に戦闘員がレイプに及んだことを否定している。ハマスの声明では、音楽フェスティバルの参加者を狙ったことも否定。イスラエルの救急団体ZAKAによると、フェスティバルの会場からは少なくとも260人の遺体が収容された。

イスラエル警察は法医学的な証拠や動画を駆使してレイプの有無を調査中で、調査には数カ月かかる可能性があると認めている。

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