モスクワなどでウクライナのドローンを破壊、ロシア国防省発表

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ロシア国防省は、モスクワなどでウクライナのドローンを破壊したと発表した/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images/File

ロシア国防省は、モスクワなどでウクライナのドローンを破壊したと発表した/Alexander Nemenov/AFP/Getty Images/File

(CNN) ロシア国防省は26日、首都モスクワなど国内各地でウクライナのドローン(無人機)20機あまりを撃墜したと発表した。ロシアはこの前日、ウクライナの首都キーウに対する大規模なドローン攻撃を実行していた。

ロシア国防省によると、モスクワ、トゥーラ、カルーガ、ブリャンスク、スモレンスクの各州の上空で、過去24時間の間にウクライナのドローン24機が破壊された。

さらに、ウクライナのハルキウ、ヘルソン、自称「ドネツク人民共和国(DPR)」、自称「ルガンスク人民共和国(LPR)」など、ロシアの占領する地域でウクライナのドローン53機を迎撃したとしている。

加えて「HIMARS多連装ロケット発射システム(MLRS)の発射体17発を過去24時間の間に迎撃した」とした。

モスクワ市長によると、撃墜されたドローンの残骸による負傷者や被害などは報告されていない。

一方、トゥーラ州知事によると、同州ではドローン1機が集合住宅のビルに衝突して窓が破損し、1人が軽傷を負った。

一方、親ロシア派のDPRトップによると、DPRを狙った攻撃では電力システムが損傷し、一部地域で停電が発生した。

これとは別にロシア国防省は26日、アゾフ海の上空でモスクワ時間の午前11時ごろ、2発の地対空ミサイルS―200を破壊したと発表した。

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