ロシア、ウクライナ電力施設にミサイル攻撃 過去半年で初

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(CNN) ウクライナの国営電力企業「ウクルエネルゴ」は23日までに、同国西部や中部の諸州にある電力関連施設にロシア軍のミサイル攻撃があったと報告した。これら施設を狙った攻撃は過去半年で初めてとした。

ウクライナは寒さが募る冬場の到来を控えているが、ロシア軍は昨年もウクライナのエネルギー関連施設への波状的な攻撃を10月から強めていた。

同社によると、21日に起きた今回のミサイル攻撃で、北西部リウネ、中西部ジトーミル、首都があるキーウ、中部ドニプロペトロウスクや北東部ハルキウの各州で部分的な停電が発生したと説明。ただ、給電は復旧しつつあるとした。

ロシア軍が昨年10月に実施した、ウクライナのエネルギー関連施設を標的にした攻撃は少なくとも82回とされる。ウクライナ侵攻が始まった以降、同月以前の月間に発生した類似の攻撃件数の合計分より多かったという。この種の攻撃は今年1月まで続いていた。

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