北朝鮮がロシアから兵器能力向上の支援受ければ「傍観しない」 韓国大統領

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国連総会で演説する韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

国連総会で演説する韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領/Jeenah Moon/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、国連総会で演説し、北朝鮮が大量破壊兵器(WMD)の能力を高めるためにロシアからの支援を受け入れた場合、韓国は同盟国とともに「傍観することはない」と述べた。

尹氏は「軍事力は国によって異なるかもしれないが、揺るぎない連帯で団結し、我々の原則を堅持することで、いかなる不法な挑発も抑止することができる」と述べた。

尹氏はまた、国連安全保障理事会の改革を呼び掛け、ロシアが武器と引き換えに北朝鮮に対して情報を提供しているのであれば、安保理改革が広範な支持を受けるだろうと述べた。

尹氏は、世界平和の究極の守護者としての役割を担う安保理常任理事国が他の主権国家を侵略して戦争を行い、安保理決議にあからさまに違反する政権から武器や弾薬を受け取るというのは矛盾していると語った。

尹氏は、そうした状況では、安保理改革を求める声は幅広い支持を受けるだろうと指摘。北朝鮮がロシアに通常兵器で支援を行う代わりに大量破壊兵器の能力強化に必要な情報と技術を獲得するのであれば、そうした取引は直接的な挑発行為となり、ウクライナだけではなく韓国の平和と安全も脅かされると述べた。

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