キューバが人身売買網を摘発、ロシア側で戦う戦闘員を採用

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キューバが、ウクライナでロシアのために戦うキューバ人を採用する人身売買ネットワークを摘発したと明らかにした/Alexandre Meneghini/Reuters/File

キューバが、ウクライナでロシアのために戦うキューバ人を採用する人身売買ネットワークを摘発したと明らかにした/Alexandre Meneghini/Reuters/File

(CNN) キューバ外務省は4日、ウクライナでロシアのために戦うキューバ人を採用する人身売買ネットワークを摘発したと明らかにした。

外務省の声明によると、このネットワークはロシアを拠点に、ロシア国内や自国に住むキューバ人の軍動員を図っていた。内務省がネットワークを発見し、無力化と解体に取り組んでいるという。

声明では詳細をほとんど明らかにしなかったものの、関与者に対する刑事手続きに着手したと明らかにした。

「キューバはウクライナでの戦争の当事国ではない。傭兵(ようへい)活動や採用を目的に国内で何らかの人身売買に参加し、キューバ国民に他国に対して武器を取るよう仕向ける者には、現在も今後も断固たる措置を取る」としている。

ロシア政府は現時点で反応を示していない。

キューバ政府はウクライナでの戦争開始以降、冷戦時代の友好国であるロシアを擁護してきた。

5月にはミゲル・ディアスカネル大統領がロシア国営メディア「RT」の取材に、キューバは北大西洋条約機構(NATO)のロシア国境への拡大を非難すると述べ、ロシア政府が侵攻正当化に使う論点をなぞっていた。

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