スウェーデン製戦闘機の供与で2国間協議、ウクライナ大統領

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スウェーデン軍の戦闘機「グリペン」/John Thys/AFP/Getty Images

スウェーデン軍の戦闘機「グリペン」/John Thys/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、スウェーデン製の戦闘機「グリペン」の供与について「次の段階の措置」を同国政府と協議していることを発表した。

訪問先スウェーデンの首都ストックホルム近くでクリステション同国首相と共に臨んだ記者会見で表明した。ウクライナ人操縦士によるグリペンの試験飛行が既に始まったことも明かした。

「今後数週間でグリペンを将来獲得する可能性を開くと信じる適切な措置があるだろう」と指摘。複数の諸国とさらなる話し合いを持つともし、ウクライナが近代的な航空機を調達し得ることへの自信を示した。

「ロシアが空を支配している時に地上を速く移動することは出来ない。我々は近代的な航空機を必要としている」と主張した。

クリステション首相はまた、ウクライナとの間でスウェーデン製の装甲戦闘車両「90」の生産、操作訓練や維持管理業務での協力をうたった声明文に署名したとも述べた。同車両は、スウェーデン国防省が今月15日に発表したウクライナ向けの新たな軍事支援の中に盛り込まれてもいた。

ウクライナは航空戦力の強化を図るため米国製F16型戦闘機の提供を再三要請。米政府当局者は最近、CNNの取材に操縦訓練が完了すれば米国は即座にウクライナへのF16の供与を承認する意向を明らかにしていた。

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