イラン「最高指導部」で内紛、ロシアへ無人機供与で 英MI6

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(CNN) 英対外情報部(MI6)のムーア長官は27日までに、ウクライナの戦争に使われる自爆型ドローン(無人機)をロシアへ提供した決定事項に関連し、イランの「最高指導部」内で「内紛」が起きたことを明らかにした。

チェコの首都プラハで最近開かれた行事で述べた。この内輪もめは、イランの自爆型ドローンがウクライナの都市空爆に導入され、無差別の破壊をもたらしたことが原因になったという。

長官は「イランは現金を手にすることを選んだ。おそらくは、ロシアを支援する見返りとして何らかの軍事技術を受け取ることを選んだ」」と指摘。イランはロシアの「共犯者」となり、兵器供与を決めたのは「道に外れた」行動であると批判した。

イランはこれまで、ウクライナの戦争に導入されるドローンをロシアへ引き渡したとする非難を否定。ただ、戦争が始まる前にロシアへドローンを送ったことは認めていた。

米国家安全保障会議のカービー戦略広報担当調整官は先月、ロシアはイランの助力を受けて攻撃型ドローンの製造工場を自国内に建設しており、全面的な稼働が来年初期までに実現する可能性があるとの見方を示していた。

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