コロッセオを傷つけた観光客を新たに検挙、17歳の2人 イタリア

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イタリア・ローマの観光名所「コロッセオ」/Andrea Ronchini/NurPhoto/Getty Images

イタリア・ローマの観光名所「コロッセオ」/Andrea Ronchini/NurPhoto/Getty Images

(CNN) イタリア・ローマの巨大円形闘技場コロッセオを傷つけたとみられる観光客が、新たに2人発見された。国家治安警察隊(カラビニエリ)が17日、CNNに明らかにした。

カラビニエリによると、14日にはコロッセオの壁に自分の頭文字を刻んでいたとみられるスイス人の少女(17)を観光ガイドが見つけて警備員を呼び、警備員が国家治安警察隊に通報した。

翌日には同様の行為をしていたとされるドイツ人の生徒(17)が警備員に発見され、国家治安警察隊に引き渡された。

2人とも、1万5000ユーロ(約230万円)以下の罰金と5年以下の禁錮を言い渡される可能性がある。

コロッセオでは先月、英国人観光客の男性(27)が自分の名を壁に刻んだと思われる場面を撮影されていた。

弁護士によると、この男性は現地の検察に謝罪の手紙を送り、「恥ずべきことですが、後になって初めて、これが古代遺跡だったことを知りました」と弁明している。

この男性はコロッセオの壁に、自分とガールフレンドの名前を意味する「Ivan+Hayley 23」の文字を刻んだとされる。

コロッセオでは2020年にも、自分の頭文字を刻んだとされるアイルランド人観光客が警備員に見つかり、警察に引き渡されていた。

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