マヨン山で溶岩噴出、住民約1.3万人避難へ フィリピン

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噴火によって溶岩の流れ落ちるマヨン山=11日、フフィリピン・アルバイ州/Charism Sayat/AFP/Getty Images

噴火によって溶岩の流れ落ちるマヨン山=11日、フフィリピン・アルバイ州/Charism Sayat/AFP/Getty Images

(CNN) フィリピン・ルソン島の活火山であるマヨン山で11日、溶岩とガスの噴出が始まった。付近の住民約1万3000人に対しては避難が呼び掛けられている。

フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)は、マヨン山の半径6キロ以内の全員に対し、落石や地滑り、破片の飛散などの「危険地帯」であることから、避難を勧告している。

マヨン山の警戒レベルは8日、5段階のうちの3番目に引き上げられていた。当局によれば、危険地帯の住民の88%が避難しており、残りを避難させるための取り組みが行われている。

画像には、アルバイ州の家族が子どもや荷物とともにトラックや軍用車両に乗り込み、地元学校に避難する様子が捉えられている。

フィリピン火山地震研究所は、マヨン山で比較的高い活動を検知したことを受けて、「数週間あるいは数日以内に危険な噴火が起こる可能性がある」と警告していた。

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