米WSJ記者、5月29日まで勾留 ロシア裁判所

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裁判所の関係者に誘導されてバスに乗り込むゲルシュコビッチ氏=30日、モスクワ/Alexander Zemlianichenko/AP

裁判所の関係者に誘導されてバスに乗り込むゲルシュコビッチ氏=30日、モスクワ/Alexander Zemlianichenko/AP

(CNN) ロシアの裁判所は30日、スパイ容疑でロシア連邦保安局(FSB)に拘束された米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のモスクワ支局特派員、エバン・ゲルシュコビッチ氏の逮捕を認めた。ロシア国営タス通信が当局の話として報じた。

裁判所の広報は同日、ゲルシュコビッチ氏が5月29日まで勾留されると発表した。

裁判所が出した声明には「モスクワのレフォルトフスキー地区裁判所の3月30日の決定により、ロシア連邦刑法第276条(スパイ活動)のもとで犯罪を犯した疑いのあるE.ゲルシュコビッチに関して、5月29日までの1カ月と29日の間、勾留という形で予防策が取られた」とある。

タス通信によると、ゲルシュコビッチ氏の弁護士ダニール・バーマン氏は「すでに担当弁護士がいると裁判所に伝えられた」と話し、審問への同席は許されなかったという。

この件に関わっている別の弁護士、エフゲニー・スミルノフ氏は「ゲルシュコビッチ氏との接触はなく、今後数週間はないだろう」とCNNに述べた。

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