中国の偵察気球、日本にも飛来と「強く推定」 19~21年に

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日本の浜田靖一防衛相/Alex Brandon/AP/File

日本の浜田靖一防衛相/Alex Brandon/AP/File

東京(CNN) 日本の防衛省は14日、中国の無人偵察用気球が過去に日本にも飛来したことが「強く推定」されると発表した。

防衛省によると、2019年11月から21年9月までの間に3回、気球型の飛行物体が確認された。

同省は外交チャンネルを通して中国に事実確認を求め、今後このような事態が起きないよう強く要請したという。

中国は15日、日本政府の主張を拒絶。中国外務省の報道官は定例会見で、「確かな証拠なく中国を侮辱する日本側の動きに強く反対する」と述べた。

防衛省は今後の方針として、日本の領空に許可なく侵入する気球の情報収集と監視に努めると表明した。

浜田靖一防衛相は、自衛隊が無許可の気球を撃墜するかという質問に対し、国民の命や財産を守るために必要と認める場合には所要の措置をとる可能性があると述べた。

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