トルコ・シリア地震、死者1万6000人超に さらに大きく増える恐れ

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救助隊が捜索を行う様子=9日、トルコ・アドゥヤマン/Ozkan Bilgin/Anadolu Agency/Getty Images

救助隊が捜索を行う様子=9日、トルコ・アドゥヤマン/Ozkan Bilgin/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 6日にトルコ南部を襲ったマグニチュード(M)7.8の地震で、当局によると、トルコと隣国シリアの死者数の合計が1万6035人となった。

シリアの民間防衛団体「ホワイトヘルメッツ」によれば、シリアの反政府勢力が支配する地域では1900人が死亡した。国営メディアは政府の支配地域で1262人の死亡が記録されたと伝えた。同国の死者数は合わせて3162人となる。

トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)は9日、トルコでの死者が1万2873人に増えたと発表した。

複数の援助機関が死者数は大幅に増える可能性が高く、特にシリアでの増加が懸念されるとの見方を示す。現地では数千棟の建物が倒壊し、寒く余震の危険のある中、がれきをかきわけて救出する作業が続いている。

当局によると、地域全体での負傷者数は数万人に上る。

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