ウクライナ側に転じた傭兵の殺害映像を称賛、ワグネル創設者

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エフゲニー・プリゴジン氏/Mikhail Svetlov/Getty Images

エフゲニー・プリゴジン氏/Mikhail Svetlov/Getty Images

(CNN) ウクライナ戦争にも大量の傭兵(ようへい)を送り込んでいるとされるロシアの民間軍事企業「ワグネル」の創設者でもあるエフゲニー・プリゴジン氏は17日までに、ウクライナ側に転じた男性の傭兵が残忍な方法で殺害されたことを示す映像を称賛する発言を示した。

この映像は先週末にワグネルの活動を伝えるSNS上で公開された。映像で自らの名前も明かしていた男性がハンマーで撲殺される様子が収められていた。

プリゴジン氏はプーチン大統領に近い新興財閥(オリガルヒ)を率いる1人。ワグネルはロシアが進出するアフリカ、シリアに加え、ウクライナ戦争でも戦争犯罪の行為が指摘されている。

プリゴジン氏は今回の映像の中で男性の殺害に関する質問に対しワグネル戦闘員の関与には直接言及しなかったが、「彼は国民や同僚を裏切り、それも意識的に行った」と主張。

「捕虜になったわけでも投降したわけでもない」とし、「逃避を計画していた裏切り者である」と断じた。「ロシア国民は彼の行動に背信を嗅ぎつけた」とし、処刑とも言えるような殺害を前向きに受け止める見方が一部あったことにも触れた。

プリゴジン氏はまた、SNSへの別の投稿で「今回の映像は制作幹部による優れた仕事だった」ともたたえた。

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