ロシア軍の撤退、支援成功の証し NATO事務総長

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会合を行う英国のスナク首相(右)と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総=9日、英国首相官邸/Andy Rain/EPA/Bloomberg/Getty Images

会合を行う英国のスナク首相(右)と北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総=9日、英国首相官邸/Andy Rain/EPA/Bloomberg/Getty Images

ストルテンベルグ氏によれば、ロシア軍の損耗について、NATOも同様の分析をしているという。

ストルテンベルグ氏は「我々も同様の分析で、ロシアが大きな損失を出しているとみている。ロシアは陸上部隊の約80%をウクライナに投入しており、人員だけでなく装備や、特に先進的な弾薬についても大きな損失が出ている」と述べ、NATOや同盟国の支援によってウクライナが獲得できたものを示しているとした。

ストルテンベルグ氏は、ロシアにはまだ多くの軍事力が残されているとして、過小評価すべきではないと警告した。

ストルテンベルグ氏はまた、英国のスナク首相とロンドンで会談した後、英首相府の前で記者団に対し、ウクライナがより多くの領土を解放したことに勇気づけられると述べた。

ストルテンベルグ氏は、ロシア軍撤退の報道は認識しているが、実際に戦場で何が起こっているのか分かるのを待ちたいとした。スナク氏との会談は生産的だった述べ、英国は重要で主導的な立場にある同盟国だとの見方を示した。

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