ロシア、ウクライナの占領地域を併合へ きょう協定調印式

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ウクライナ東部ルハンスク州の住民投票で投票箱に票を入れる男性=27日/AP

ウクライナ東部ルハンスク州の住民投票で投票箱に票を入れる男性=27日/AP

(CNN) ロシアのペスコフ大統領報道官は29日、親ロシア派が支配するウクライナ東部と南部4地域のロシアへの併合に関する協定調印式を30日に首都モスクワで開催すると記者団に語った。

ペスコフ氏によると、調印式は現地時間30日午後3時から行われる予定。

プーチン大統領は演説を行い、ヘルソン州、ザポリージャ州、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国のロシアが支援する指導者らと会談する予定だという。

ウクライナからの分離を主張する4地域の指導者らは住民投票の結果を発表した後、モスクワに移動していた。

ウクライナの領土の約18%を占めるこれら4つの地域ではこのほど、ロシア編入を問う「住民投票」がロシアの支援を受けて実施された。多くの西側諸国はこれを「偽の住民投票」と非難している。

ロイター通信が29日報じたところによると、モスクワ中心部の赤の広場には「ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンはロシアだ!」と書かれた看板と巨大なディスプレーが設置された。

ロシア国営RIAノーボスチ通信は、共産党議員デニス・パルフヨノフ氏のSNS「テレグラム」への投稿を引用し、ロシア議会の下院議員もクレムリンでの調印式に招待されていると報じた。

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