今も続く先住民の苦難、女王哀悼が見せつけたオーストラリアの傷跡

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オーストラリアのオペラハウスに投影されたエリザベス女王のイメージ=9日/Robert Wallace/AFP/Getty Images

オーストラリアのオペラハウスに投影されたエリザベス女王のイメージ=9日/Robert Wallace/AFP/Getty Images

アルバニージー首相が1期目の任期中に実施を公約した国民投票では、先住民にかかわる法律に対する先住民の発言権を初めて憲法に明記することの是非が問われる。

この国民投票について、オーストラリア国立大学名誉教授で共和制運動団体の議長を務めたジョン・ウォハースト氏は、共和制以上の最優先課題であることは間違いないと語る。

ただし先住民の間では、自分たちの意見が十分に反映されていないとして、この提案に反対する声もある。

ウォハースト氏は、国民投票で提案が承認されれば、オーストラリアは君主制後の生活について考える準備が整うかもしれないと予想する。

それまでにはさらに5~10年を要するかもしれないが、この問題に関するキャンペーンは早くから開始する必要があると同氏は述べ、今のオーストラリアは99年とは異なると指摘した。

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