インド北部で豪雨被害、32人死亡 行方不明者多数

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豪雨の影響で損壊した印北部ヒマチャルプラデシュ州の道路を眺める女性と子ども/Ashwini Bhatia/AP

豪雨の影響で損壊した印北部ヒマチャルプラデシュ州の道路を眺める女性と子ども/Ashwini Bhatia/AP

ニューデリー(CNN) インド北部でモンスーンの豪雨のために洪水や土砂災害が相次ぎ、19日以来、2州で少なくとも32人が死亡した。

被災地では集落を襲った大雨で住宅が押し流されて住民が取り残され、救助隊が住民の救助を急いでいる。

州政府によると、ヒマラヤ山脈にあるヒマチャルプラデシュ州では住宅が倒壊するなどして27人が死亡し、22日の時点で6人が行方不明になっている。

同州では6月末にモンスーンの季節に入って以来、大雨による死者が増え続けており、これまでの死者は少なくとも244人に上る。

隣接するウッタラカンド州では5人が死亡し、12人が行方不明になった。州災害対策当局は「行方不明者の捜索救助活動は今も続いており、発見できることを期待している」と語った。

ロイター通信によると、州災害対策当局はヘリコプターを出動させ、遠隔地に取り残された人たちの救助に全力を挙げていると説明した。

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