ロシア、橋損傷で重兵器をヘルソン市に搬入できず ウクライナが主張

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砲撃で損傷したアントニウスキー橋=27日、ウクライナ・ヘルソン市/Ukrinform/Reuters

砲撃で損傷したアントニウスキー橋=27日、ウクライナ・ヘルソン市/Ukrinform/Reuters

前出の顧問は「仮説の上では、ロシアが川を渡る浮橋をつくることも可能かもしれない。ただ、ドニプロ川の左岸はほぼ全て氾濫原(はんらんげん)と泥沼だ」としている。

英国防省は28日、ウクライナの長距離砲で計3本の橋が攻撃され、ドニプロ川西岸に駐留するロシア軍部隊は「非常に脆弱(ぜいじゃく)になっているように見える」と指摘。ロシア占領下で最も重要な人口集中地であるヘルソン市はいま、他の占領地から実質的に切り離されているとの見方を示した。

ただ、ロシアは依然としてヘルソン市北東の広い地域を支配しており、浮橋やフェリーでドニプロ川を渡って西岸の部隊に物資を補給できる可能性もある。

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