戦争は「最後のウクライナ人が立ち尽くすまで」続く可能性も プーチン氏が警告

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ロシアのプーチン大統領=6月30日、ロシア・モスクワ/Contributor/Getty Images

ロシアのプーチン大統領=6月30日、ロシア・モスクワ/Contributor/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は7日、西側諸国とウクライナに対して警告を発し、同国で起きている戦争について「最後のウクライナ人が立ち尽くすまで」このまま継続する可能性があると述べた。

ロシア議会下院の各会派代表らとの会合で語った。国営メディアが放送したその会合の中でプーチン氏は「現在も聞くところによると、向こうは我々を戦場で打ち負かしたいと考えている。私に言えるのは、やらせてみればいいということだ」と発言。

「延々聞かされているように、西側には我々と戦う覚悟があるらしい。最後のウクライナ人が立ち尽くすまで戦い続けるそうだ。これはウクライナの国民にとっての悲劇にほかならないが、全てはその方向に動いているように思える」との認識を示した。

その上で西側を非難。ウクライナ東部ドンバス地方の住民に対するジェノサイド(集団殺害)をけしかけ、正当化していると訴えた。

また「我々は和平交渉を拒否してはいない。拒否している側が肝に銘じるべきなのは、紛争が続けば続くほどそれだけ我々との交渉は困難になるだろうということだ」と強調した。

ドンバス地方はここへ来てプーチン氏のウクライナにおける軍事的野心の中心を占めている。侵攻当初のロシア軍は首都のキーウ(キエフ)を制圧しようとしていたが、これには失敗していた。

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