スウェーデン首相、NATOの門戸開放政策を支持

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共同会見するスウェーデンのアンデション首相(左)とウクライナのゼレンスキー大統領/Alexey Furman/Getty Images

共同会見するスウェーデンのアンデション首相(左)とウクライナのゼレンスキー大統領/Alexey Furman/Getty Images

(CNN) スウェーデンのアンデション首相は4日、訪問先のウクライナ首都キーウ(キエフ)で、ゼレンスキー大統領と共同記者会見を行い、スウェーデンは北大西洋条約機構(NATO)の門戸開放政策を支持すると述べた。

NATOの門戸開放政策はNATO憲章10条に基づくもので、加盟招請の決定は全ての同盟国の合意に基づかなければならないと定めている。

アンデション氏はゼレンスキー氏を横にし、「私があなたに言えることは、我々が加盟国となったあかつきには、我々はNATOの門戸開放政策を支持するということだ」と述べた。

スウェーデンは4日、ベルギー首都ブリュッセルのNATO本部で、フィンランドとともに、加盟交渉を完了させた。NATOは声明で、スウェーデンとフィンランドの両国がNATO加盟に伴う政治的、法的、軍事的な義務と関与を果たすための意思と能力を正式に確認したと明らかにした。

スウェーデンとフィンランドは長年にわたり中立的な立場を維持していたが、ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、国内でのNATO加盟への支持が高まっていた。

ゼレンスキー氏はスウェーデンのNATO加盟をめぐり、スウェーデンとアンデション氏に祝意を示した。

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