リシチャンスクの状況「厳しい」、ロシア軍が進攻試みる

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リシチャンスクの街路で損壊した居住施設の前を歩く男性/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

リシチャンスクの街路で損壊した居住施設の前を歩く男性/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州の軍政トップのセルヒ・ハイダイ氏は28日、同州リシチャンスクの状況は「非常に厳しい」と語った。リシチャンスクは同市への進攻を試みるロシア軍からの砲撃が増加して被害を受けている。

ハイダイ氏は、リシチャンスク内部や周辺が非常に厳しい状況になっていると指摘。中心となる給水設備やガス、電気がないほか、戦闘が絶え間なく続いているという。

ハイダイ氏はロシア軍がリシチャンスクの攻略に全力を注いでいると述べた。

ハイダイ氏は、ロシア軍が故意に民間のインフラを攻撃していると非難。ロシア軍は、学校や幼稚園をはじめ、文化施設や病院、人々が避難のために集まる緊急サービスの拠点、人道支援のための本部を全て破壊しているという。

ハイダイ氏は、ロシア側が大きな損失を被っており、戦闘を継続するために、より旧式の装備に頼らなければならなくなっていると述べた。ハイダイ氏によれば、T64やT62などすでに完全に旧式となった戦車を目撃しているという。

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