中国戦闘機が哨戒機に「チャフ」放出 オーストラリア政府発表

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オーストラリアの哨戒機P―8/LACW Emma Schwenke/ADF/AP

オーストラリアの哨戒機P―8/LACW Emma Schwenke/ADF/AP

オーストラリアのアルバニージー首相は、今回の問題をめぐり中国政府に懸念を伝えたことを明らかにした。オーストラリアの哨戒機については「国際法に従い、公海・公海上空の航行および飛行の自由の権利を行使していた」と強調している。

CNNはオーストラリアの主張について、中国政府にコメントを求めている。

中国の戦闘機をめぐっては、カナダ軍も1日、国連の対北朝鮮制裁を徹底させるために偵察飛行を行っていたカナダの哨戒機が、中国軍機に異常接近されたと訴えていた。

中国軍機に異常接近されたカナダ機が、衝突を避けるため進路の変更を余儀なくされた場面もあったとしている。

中国とオーストラリアの間では今年に入って緊張が高まっていた。

2月にはオーストラリアが、北部沖の海上で中国の艦船がオーストラリアのP―8にレーザーを照射したと訴え、「危険」で「無謀」な行為と位置付けていた。

これに対して中国政府は、オーストラリアの主張は事実に反すると述べ、中国の艦船は国際法に従って行動していたと反論。オーストラリアが「悪意をもって中国に関する偽情報を拡散させている」と訴えた。

「南シナ海情勢」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]