マリウポリ製鉄所で司令官級の投降なし、親ロシア派勢力

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マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から退避したウクライナ兵士らを乗せたバスの車列/Alexei Alexandrov/AP

マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から退避したウクライナ兵士らを乗せたバスの車列/Alexei Alexandrov/AP

(CNN) ウクライナ東部ドネツク州で親ロシア派武装勢力が名乗る「ドネツク人民共和国」(DPR)のトップであるデニス・プシリン氏は18日、同州の要衝マリウポリ市の製鉄所「アゾフスターリ」で先に投降したウクライナ軍兵士の中に司令官級は含まれていなかったことを明らかにした。

DPRやロシア国防省によると、抗戦を中止したウクライナ軍兵士らは約960人。一部は病院へ搬送されたが、大半はDPR支配地のオレニフカ町の拘束施設へバスで移送された。

ドネツク州の通信社は、「現段階で最上位級の司令官の降伏はない」とのプシリン氏の発言を報道。同氏は「彼らはアゾフスターリを離れていなかった。ただ、この情報は現時点でのもの」ともした。

CNNはプシリン氏の発言内容の真偽を確認出来ていない。製鉄所内に依然踏みとどまるウクライナ軍兵士の人数も不明となっている。

ウクライナ軍は16日、製鉄所でのウクライナの「戦闘任務」は完了したと宣言。アゾフスターリはロシア軍がマリウポリの完全占領を進める中でウクライナ軍兵士らが数週間にわたり立てこもって抵抗する最後の主要拠点ともなっていた。

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は18日、武器を置いて降伏したウクライナ軍兵士は今月16日以降で959人と発表した。負傷者はうち80人とした。

ウクライナ側は製鉄所から離脱した軍兵士の最新の人数を明らかにしていない。また、投降したこれら兵士とロシア軍兵士の捕虜を交換する交渉の進展具合についても触れなかった。

ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、製鉄所内に残る最後の兵士たちの退避に関する交渉がロシア側と続いていると述べていた。

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