ウクライナに275億円規模の緊急食糧支援 米国務長官発表

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ブリンケン米国務長官(中央)が、ウクライナ向けの新たな緊急食糧支援を発表した/John Minchillo/AP

ブリンケン米国務長官(中央)が、ウクライナ向けの新たな緊急食糧支援を発表した/John Minchillo/AP

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は、ウクライナに新たに2億1500万ドル(約275億円)規模の緊急食糧支援を行うと発表した。また、ロシアのウクライナ侵攻による世界的な食糧危機の高まりに迅速に取り組むよう各国に呼び掛けた。

ブリンケン氏は18日、国連で開かれた世界食糧安全保障に関する閣僚会議で「危機の緊急性に鑑み、新たに2億1500万ドルの緊急食糧支援を行う。さらなる取り組みも予定している。米議会が人道支援と食糧安全保障のための約55億ドルの追加資金を間もなく承認することを期待している」と述べた。

ブリンケン氏はまた、米国の肥料生産強化に5億ドルを拠出する予定だと明らかにした。世界最大の肥料輸出国であるロシアから肥料を調達していた国々で、肥料の需要が高まっているためだ。

尿素などの窒素系肥料の主要原料である天然ガス価格の高騰により欧州での肥料生産量も激減しているため、農家が作物の生産目標を達成するために不可欠な肥料のコストは上昇している。

ブリンケン氏は肥料や穀物を保有する他の国にも呼び掛け、高まりつつある危機に迅速に取り組むよう求めた。穀物もまた、ウクライナにおける戦争の影響で世界的な不足に直面している。

「世界食糧計画、食糧農業機関、国連児童基金(ユニセフ)などのような重要な組織の事業コストは上昇している。彼らが事業を継続できるよう支援しなければならない」とブリンケン氏は訴えた。

「特に、穀物や肥料を大量に備蓄している国や資金力のある国は迅速に対応する必要がある。ロシアのウクライナ侵攻以来、米国は世界の人道的需要に応えるため、緊急食糧支援に23億ドル以上の資金提供を発表してきた」と述べた。

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