ロシア軍がキエフへの地上進軍を停止、防御態勢に 米高官

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焼け落ちたロシア軍の戦闘車両。ドアにウクライナ侵攻支持を表す「Z」が書かれている/Scott Peterson/Getty Images

焼け落ちたロシア軍の戦闘車両。ドアにウクライナ侵攻支持を表す「Z」が書かれている/Scott Peterson/Getty Images

(CNN) 米国防総省高官は26日までに、首都キエフ周辺に展開するロシア軍が防御態勢に入っており、キエフに向けた地上からの進軍を停止したとの見解を示した。ただ、空からの攻撃や長距離攻撃は続いているという。

米国の見方では、ウクライナ軍はロシア軍をキエフのさらに東方に押し戻した後、その状態を維持している。北部の都市チェルニヒウ周辺でも、ウクライナ軍がロシア軍を後退させている兆候がある。

同高官はキエフ近郊のマカリウは控え目に見ても「争われている」状態で、ウクライナの支配下に入っている可能性もあると指摘した。

キエフ近郊の軍燃料倉庫を破壊したとするロシアの主張については、米国は確認できていないと述べた。

この高官によると、ロシアは侵攻開始以降、ウクライナに向け1250発のミサイルを発射したという。

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